我が家では電話とADSLとPHS2台の基本料の合計が月額3500円で済んでいる。
同じことを実践している人は結構いると思うが、紹介しよう。
電話はNTTのアナログ回線で特別なことはやっていない。@ビリングで
料金明細を廃止して月額基本料1600円だ。
ADSLは電光石火のライト東京プランで、ADSL接続料+プロバイダ料金
+NTT回線使用料+モデムレンタル料で月額1000円だ。局からやや遠い
(2500m)ので
速度は3.5Mbpsしか出ないが満足できる品質だ。このwebサーバーも
この回線で運用している。
PHSはアステル東京のきめトークとまっテルだ。それぞれ基本料が
月額980円と200円だが、東京電話との組み合わせ割引で
きめトークの基本料が300円引になるので合わせて880円で済む。
私は実はFOMAも携帯も持っているが、私の生活圏では
PHSでエリア的には問題ない。
音質はPHSが一番良いので、結果的にPHSを一番利用する。データ通信も
もちろんPHSだ。FOMAも速いが、パケット使用料で死にかけてから
データ通信にFOMAは使っていない。
まっテルは娘に持たせるために契約したが、娘は
携帯の類はきらいだと言って持とうとしない。
しかたがないので、家族だけに番号を教えて
家族からの着信と他人からのを区別するために
まっテルを利用している。
きめトークでは110番や119番以外は3個所しかかけられないが、
私は自宅と会社とモバイルアクセスポイントにしかかけないので問題ない。
それ以外の番号にかけたい場合は携帯を使う。しかしPHSの高音質に
慣れていると、携帯の聞き取りにくい音質にはストレスを感じる。
みんなよく平気だと思う。
FOMAの音質は携帯よりはマシだが、PHSにはかなわない。
電話,ADSL,PHSの3つを合せた基本料は1600+1000+880=3480円で済んでいる。
この方式の心配は、電光石火のCHOKKAも、アステル東京の鷹山も
いつ倒産するか分らないという点である。かなりスリリングだ。
アステル東京へは応援の気持として、毎月数千円の通話料を
御布施しているが(こんなことをするくらいならWILLCOMの定額
プランにするべきなのだが、日本人特有の判官贔屓から
アステルを使っているのだ)、
今の経営状態では焼け石に水だろう。
と思っていたら案の定、PHS停波のお知らせが来た。無料乗り換えは
WILLCOMだと期待していたら、何とVodafoneだった。うーむ、ドコモよりは
マシだがどうしようか。PHSの高音質を捨てるのは惜しいから、
自腹でWILLCOMにしようかな。
WILLCOMにも月額980円のダイヤル先3箇所限定プランはあるのだが、
音声通話限定かデータ通信限定なのだ。アステルのきめトークのように
音声通話とデータ通信が混在できないのだ。これでは使えない。
悩むなあ。
平成電電も民事再生手続きを開始した。
悲しいかな予想通りだ。とりあえずサービス継続中だが、もうダメだろう。
ついにアステルが停波してしまった。12月1日に発信しようとしたけど、
ダメだった。アンテナバーはまだ3本たっているのだけれど。
2005/12/20になってアステルからWILLCOMへの無料移行のお知らせが来た。
端末や手数料が無料。
長期割引もアステル加入期間がそのまま引き継がれるとのこと。
素晴らしい。アステルも最後はビシッと決めてくれた。応援した甲斐があった。
なんだかんだで平成電電もまだがんばってくれているし、
「電話とADSLとPHS1台で月額3500円」(PHSは1台減った)は
継続できることになった。
平成電電の倒産が確定した。それでも電光石火はサービス
提供を続けている。ねばれ。がんばれ。