比例道
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diary/20100307

ダイエットの長い道のり

医者から注意されて3年前からダイエットをしているが全く体重が減らない.3年間続けたダイエット方法は

 摂取カロリーは1日1500Kcal以下
 毎日1時間以上ウォーキング

だ.成人男性なら普通これで痩せるはずだ.だが私の体重は減らない.おかげで毎年健康診断の度に医者から注意されているし,たまに病気で医者にかかったときも「もう少し痩せましょう」と言われる.「努力はしているのですが」と答えているが,果たして信用されているのかどうか.
3年間の経験から導きだした結論は,「私は非常に燃費の良い体質」ということだ.飢饉でもくれば有利な体質なのだが,日本では当分飢饉など起こりそうにない.
こうなったら体質改善(改悪?)以外にないという訳で今年の1月から別の方法を採用することにした.「燃費の悪い身体に改造する」のだ.燃費が悪いというのは基礎代謝が大きいということだ.基礎代謝を大きくするには筋肉量を増やせば良い.筋肉ムキムキというのは何か頭が悪そうに見えるので嫌っていたのだが,健康には代えられない.1月からジムでウエイトトレーニングを始めた.同時にたんぱく質を以前より取るようにした.以前からやっているウォーキングも続けている.効果は少しずつ出始めている.たんぱく質を取る分以前より摂取カロリーは増えているが,体重は増えていない.このペースで筋肉が付いていけばいずれ摂取カロリーが消費カロリーを下回り体重が減るはずだ.
ところでウエイトトレーニングというのはランニングや水泳に比べて気楽な運動だ.なぜならトレーニングにインターバル(休み)が入るからだ.ウエイトの持ち上げを繰り返して自分の限界まで来たら3〜5分休む.再び力が復活してきたらまたウエイトを持ち上げる.休んでいる間は当然のことながら苦しくない.気楽なものだ.そしてウエイトを持ち上げている間も実は全然苦しくない.例えばベンチプレスだと私は5レップを5セット行うが,バーベルを5回持ち上げている最中は力は入っているが,苦しいという気持ちにはならない.5回持ち上げるのは20秒以内で終わるので辛いとか苦しいとか思う前にトレーニングは終わっている.
以前より重いウエイトを持ち上げられたときやよりたくさんの回数を持ち上げられたときは喜びが大きく,苦しいというよりは楽しい気分になる.ベンチプレス愛好家のWebサイトはたくさんあるが,練習が楽しいと書いているサイトが多い.私も楽しいと思う.ダイエットに苦労したことが発端だが,思わぬことで楽しい趣味を見つけられてラッキーと思っているこの頃だ.