中華イヤホンへの熱が冷めてしまった
欧米メーカーはコストダウンのため、ヘッドホンやイヤホンを中国で製造するようになった。製造のノウハウを手に入れた大陸の連中は例によってコピー製品を作るようになった。キャンプファイヤーのアンドロメダ https://amzn.to/2MaHKAa(13万円)をコピーしたのがKZのZS5 https://amzn.to/2O0zJzg(4000円)だ。外見からしてあからさまにコピーなのだが、値段がふた桁違うので、キャンプファイヤーは相手にしなかった(訴訟などはしなかった)ようだ。このZS5が思いの他うまくコピーできたようで、オリジナルの音質の5割くらい(人によっては8割とも)は出せたようだ。値段が1/30で半分の性能が出るのならというので、大人気になった。KZ社は最初は外見も含めてコピーしていたが、だんだん経験を重ね。中のドライバーだけコピーしたものを大陸の別会社から購入して、ハウジングは自社設計するようになった。これらもなかなか音が良い。しかも欧米の同等品の1/10以下の価格だ。ただし、品質はそれなりで、ハウジングの中ではんだ付が外れていたり、バランスドアーマチュアドライバーの取り付け位置がずれていたりしたのだが、販売メーカーWATUN AUDIOが手厚いサポートを見せて、そのような不具合品は全て無償で交換あるいは、交換なしに新品を再度送ってくるという施策をとったので、みんな安心して買うようになった。私もその一人でATR(999円)、ES3(2200円)、ZS10(5000円)を買って最初は楽しんで音楽を聞いていた。しかし、まともな値段のヘッドホンSONY MDR-1AM2とかAKG K702と聴き比べるとなにか違う。シングルドライバーのATRはまあまあ聴けるのだが、複数ドライバのES3とZS10は曲によって違和感のある鳴り方をする。元の楽器や声はこんな風には聴こえないだろうという鳴り方だ。やっぱり中華製品は値段なりだったことに気づいた。もうATR以外は使わない。中華イヤホンに費やした8199円は勉強代だった。