マネーストックは増え続けている
日本のマネーストック(マネーサプライ)は、バブル(1990)が終焉しても増え続け、今は1000兆円だ。バブルの頃は500兆円だった。今もお金が世間にあふれているはずなのに、バブルのときのように景気は良くなっていない。お金はどこかに死蔵されていて経済を回すのに貢献していない。これはもったいない。日々の暮らしにも苦労している若年者の非富裕層はそんなお金がどこにあるのか疑問だと思う。死蔵先は企業の内部留保と高齢者の預金だ。前者は企業の労働者に賃金として配るべきだ。後者は高齢者が使えば良いのだが、1000兆円ほどあり、普通の使い方では使い切れない。遺産相続されて若い人に回るのを待つしかない。しかし80代の高齢者の遺産相続者は50代の中高年だ。これではあまり意味がない。本当は20~30代の若者に直接渡したいのだが、それができない。困ったものだ。こうなると高齢者からお金を若い人(反社ではあるのだが)に移動させるオレオレ詐欺も必要な気がする。日本の預金は1000兆円以上(ほとんどは高齢者が保有)あるから、いかに反社がオレオレ詐欺に励んでも焼け石に水ではある。昨今、国は相続税の控除を減らして高齢者の資産を国へ回収する姿勢を見せている。これに文句はないし詐欺でもないのだが、これって要するにお上公認のオレオレ詐欺(高齢者から若年層への資産の強制移動)だ。ついでに高額(月20万円以上)の年金を減額してそのお金を若い人に回せばよいのにと思うが、票田である高齢者に媚びたい政治家がそれをすることはない。