トルコ戦勝記念日のエルドアン大統領の演説に独立国の気概をみた
オスマン・トルコ帝国はほぼとばっちりで巻き込まれた第一次世界大戦に負けてしまう。戦勝国(あの悪の帝国イギリスもふくまれる)によって、国を分割占領されることになった。これでは国が滅びてしまうと、ケマル・アタチュルクが祖国解放戦争を1919年に起こした。1922年8月30日、ドゥムルプナルの戦いでギリシャ軍を打ち破り、これがトルコ独立の決定的な勝利となった。それでもオスマントルコ時代の領土は大きく削られたが国としてのトルコは維持できた。
エルドアン大統領はトルコで長いこと実質的な独裁政権をひいている。賢いとは言えない経済政策を強行してトルコの経済を長期間混乱させている点は愚かな独裁者だ。ところが外交は非常にうまく、ロシアとも西側とも等しい距離をとってトルコのために尽力している。トルコ国営放送でエルドアン大統領の演説を聞いた。演説の抜粋が以下だ。演説を聞き取りながら私がキーボードを打ったので抜けている言葉があるかもしれない。
「自由に堂々と独立を守って生きていくことは誰もが容易にできることではありません。怠慢、弱さ、怠惰を許してはなりません。諦めることもダメです。断固とした姿勢で必死に取り組まなければならないのです。」
素晴らしい演説だ。甘えを国是とした日本人に聞かせてやりたい。頭の中がお花畑の日本人にはまったく響かないだろうが。甘えるのはもちろん自由だが、それで死んだからって文句を言ってはいけない。自然界では甘えた奴は飢えるか喰われるかして死ぬと5億年前から定まっていることを知らないとは言わせない。真実から目をそらして知らないと言い張るのも自由だ。無知に甘えている奴は死ぬだけだから、好きにすればよい。